初音ミクについての短い感想

初音ミクは、まぁ、まだまだ赤ん坊である(なにせ発売してから2月とちょいだ)。
世の親というのは、赤ん坊が、はいはいをしただけで、大騒ぎをする。
こっち向いて笑えば「うちの子は天才じゃなかろか」という。親バカというやつである。


初音ミクが世界を変える」というのは、現時点では、それと同じ、親バカの類である。まだまだ、よちよち歩きだ。将来どうなるかなんてわからない。


初音ミクに対する反発というのは、要するに、あまりの親バカにあきれているのだろう。


親バカの子誉めにうんざりする気持ちはわかるが、ただ、親バカは、別に悪いことばかりではないと思うのだ。
親が子供の無限の可能性を信じてあげるからこそ、子は伸びる。
初音ミクの可能性を、楽観的に信じる人がいることは、初音ミクの発展にとって悪くないだろう。
実際、そこからは、多くのものが生まれている。


願わくば、親バカを暖かい気持ちで見てもらえれば、と、思う。