おやおや

はやしださんが、高橋さんに、法的手段をほのめかした警告書を送っているそうだけど(http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20080217#p4)、高橋さん以外にも波及しそうだ。

次に、
「合間に(はやしださん流の)ジョークで言った『オタは金ずる、じゃなくてお客様だから大切にしているよ』ってとこに『オタク関係も商売にしてるクリエーターとしてその発言はどうよ』って鋭く切り込まれて対応に四苦八苦、って感じ?」
につきましては、私は(その出来不出来はともかくとして)ジョークとしてそれが判るように記載しており、また、表現においてご不快になられた方については謝意を表明しております。
しかしながら、高橋直樹氏は明らかな私への悪意をもって、「ジョーク」の一節だけを強調し、私の本位ならざる見解を流布しようとしており、私はそれに対して高橋氏に対して問いただしたところ、高橋氏本人から「捏造であった」という謝罪のコメントを頂いております。

高橋氏の悪意によって、こうした捏造が繰り返されていることにつきましては、今後とも高橋氏ならびに、高橋氏と同じく悪意をもって捏造を繰り返す者に対して誠実な対応を求めたいと思います。

さてさて、私は、「高橋氏と同じく悪意をもって捏造を繰り返す者」に入るのかな?


というわけで、今回の事件関連の、id:toward-endから見たまとめ。
ことの起こりは、高橋氏の15日の記事(http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20080215#p1)に始まる。これが、2月10日の、はやしださんの記事(http://blog.livedoor.jp/hayashida2007/archives/610232.html)への言及であるらしい。
らしい、というのは、元の高橋さんの記事ではリンク先を明言しておらず、トラバなども送っていないため。
この時点では、toward-endは、高橋さんの記事しか読んでないので、はやしださんへの印象はなし。今、双方記事が出そろった前提で読むなら、高橋さんの記事内容について、確かにはやしださんの記事の意図とずれていると読める部分はある。ただし、ウェブの言論において、話しが行き違うのはよくあることであり、そこは普通に話し合えばいい範囲だろう。


で、それを受けた、はやしださんの16日の日記(http://blog.livedoor.jp/hayashida2007/archives/621311.html)。
「恨んでなんか無いっすよ、だって萌えオタは良い金ヅル…じゃない、お客様でしたもの」というもの。


toward-endは、高橋さんの日記からこちらの記事を読み、いや、これはひどい、と、思った。

んでまあ、ゲーセンっちゅーのは客商売なので、出来れば全方位外交をしたい訳ね。でも、オタク(特に、自らの性癖を声高に店内でわめき散らす萌えオタ)が増えると、オタクによって得られる売り上げよりも、失う売り上げのほうが大きいわけよ。君がコンビニ店長だとして、毎日やってくるが立ち読みだけして異臭を放つ人間を「お客」として認識するかね?しないだろう。ゲーセンにおける「オタク(萌えオタ)」のポジションは、残念ながら、それと等しい。

いやいやゲーセンにおける萌えオタを、立ち読みしかせずに異臭を放つ客にたとえられたら、たまらない。


そして、高橋さんの16日のコメント欄(http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/comment?date=20080216#c)に、はやしださんが登場。以降、二人の議論(途中にtoward-endも入った)となる。


ここで高橋さんが焦点にしたのが「萌えオタは良い金ヅル…じゃない、お客様」発言。
これについて、はやしださんは、ジョークであって、萌えオタを金蔓と見ているわけではない、と、発言した。であるから、高橋さんが、「はやしだは萌えオタを金蔓として見ている」という言及は、「捏造」である、というものである。


で、toward-endの意見は、「いや、その言い訳は通じないだろ」というもの。失言として撤回するならともかく、ジョークとして見た場合は、萌えオタを金蔓として見下すニュアンスがあることは日本語として了解できるだろう。そのへんに関する議論は、コメント欄でも指摘したが、遺憾なことに、はやしださんからは放置されたままである。


というわけで、toward-endは、この日記において、「はやしださんは、その日記中において、萌えオタを金蔓とみなす発言を日記中で確かに行った」と主張する。


全文を載せるのであれば「恨んでなんか無いっすよ、だって萌えオタは良い金ヅル…じゃない、お客様でしたもの。」という発言である。はやしださんは、2月17日19:22分現在、これが「一種のジョークで、わざと間違った言い方をして、直後にそれを訂正するという古典的手法(「餓鬼…おっと失礼、ご子息」や「ババア…、おっと失礼、ご婦人」といった)なのだが」と主張されているが、その主張のジョークという文脈であっても、萌えオタを金蔓として見ているという発言内容には変化がない。


以上。